不妊症と不育症の違い

不妊症と不育症の違い

不妊症と不育症の違いをご存知でしょうか?

妊娠を望んでいる方であればご存知かもしれませんが、間違えた認識をお持ちの方も多数いらっしゃるのではないでしょうか?

不妊症という言葉はメディアでもよく取り上げられていますが、不育症に関してはあまり聞き覚えのないという方も多いかと思います。

不妊症と不育症の違いは、分かりやすく言うと妊娠が出来るか出来ないかです。

不妊症は妊娠そのものが出来ない状態、不育症は妊娠は出来るけれど赤ちゃんが育たない状態を指します。
どちらも非常に辛いことですよね。

・不妊症の判断基準
健康なカップルが定期的に性交渉をしているにも関わらず、1年以上妊娠しなかった場合、不妊検査を受ける事が推奨されていて、そこで診断を受けるケースが多いです。

・不育症の判断基準
何度か流産や死産を繰り返してから、初めて検査を受けて知る場合が多いので、問題に気が付くまでに時間を要してしまいます。
不育症の判断は赤ちゃんの心拍を確認した後での流産を2回以上繰り返す場合となっています。

不妊症を扱う病院は多数ありますが、不育症を専門に扱う病院はまだまだ少なく、専門医の診断や治療が不足しています。

不育症の場合は妊娠を喜んでいたところから流産してしまうので、精神的なショックも非常に強いと言えます。
その事が原因で、体調を崩したり精神的な病気を患ってしまう女性も少なくありません。

・不妊症の原因
無排卵月経などを含む卵巣機能不全や子宮内膜症、男性の無精子症、勃起不全などが挙げられます。

不妊症は初歩段階であれば排卵誘発剤を使用し卵胞の数を増やし卵子の成長を促すと共に排卵しやすくする事で、妊娠へと導く方法があります。

また他にも人工授精や体外受精などの方法があります。

・不育症の原因
内分泌の異常や子宮形態の異常、免疫や染色体の異常などが挙げられます。

研究の結果では不育症の原因の7割は赤ちゃんの染色体の異常である事もわかっています。
染色体異常は生まれ持ったものですので、残念ながら治療することは出来ませんが、出産の可能性はあります。
気になる赤ちゃんへの遺伝ですが、染色体異常の種類にもよりますので、しっかりと医師に話を聞く事が重要です。

また胎盤内に血栓ができ、血液の流れが悪くなる事で赤ちゃんへの栄養がスムーズに行き渡らない事で起きる不育症を避けるために薬を服用するなどの治療法があります。

このように不妊症と不育症では原因も治療法も全く異なります。
またその両方に苦しめられている方もいらっしゃいます。

女性には妊娠のタイムリミットがあります。
早期に治療を開始する事が大切と言えます。

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