病院でおこなう不妊治療

病院でおこなう不妊治療

不妊に悩むカップルは数多く存在します。

誰もが自然に妊娠できれば良いのですが、なかなかそうもいかないことはあります。
自然妊娠が叶わなかった時、妊娠へと導く方法として不妊治療があります。

晩婚化が進み、第一子を妊娠する年齢が30代以上である場合も現代では少なくありません。
30代になると妊娠の確率は減少し、35歳以上になると更にその確率は低下してしまいます。

加齢による不妊は避けては通れない問題ですので、現在では妊娠を望んでいるにも関わらず1年を経過しても妊娠に至らなかった場合、不妊検査を受ける事が勧められています。

病院でおこなう不妊治療は不妊検査を経てから始まります。

不妊治療にはさまざまな方法がありますが、その原因によって治療方法を判断します。
原因がはっきりとわからない場合もあり、そういった場合は体へのリスクが一番少ない治療法から始めるのが一般的です。

初歩段階の治療法は、自然に近い形で妊娠へ導く治療です。
超音波検査などで排卵日の予測の精度を高め、性交渉をするタイミングを知る療法や、卵胞の数を増やし卵子の成長を促すと共に排卵しやすくする効果が得られる排卵誘発剤の使用などがあります。
排卵誘発剤を使用することでの排卵率は7割~8割と非常に高く、妊娠率は2割~4割と言われています。
排卵誘発剤も注射ではなく経口薬であれば比較的副作用の心配もなく、自然な形での妊娠が叶うので、試しやすい治療法だと言えます。

この治療法で効果が得られなかった場合や、男性に勃起不全や射精障害などがありそれらが妊娠の妨げになっている場合は、子宮内に直接精子を注入し、妊娠を助ける人工授精があります。

また、人工授精でも効果が得られなかった場合は、女性からは卵子、男性からは精子を取り出して体外で自然に受精させた受精卵を子宮内に再度戻すことで妊娠を助ける体外受精があります。
体外受精は男性にも女性にも不妊の原因がある場合で、人工授精を試みても妊娠が叶わなかった場合に行われる治療で、体外受精の費用は約10万円~100万円でとても高額なのが現実です。

また精子の状態が良くないと受精が起こらない場合もあり、このような場合に次の段階である顕微授精を行います。
顕微授精は、体外受精とは違い精子と卵子を自然受精させるのではなく、精子を直接卵子に注入して受精させ、受精卵を子宮内へ戻す方法です。
この方法では無精子症の方でも精巣から精子を取り出して顕微授精する事により妊娠が可能です。
顕微授精の費用は約30~100万円と体外受精よりも更に高額になります。

不妊治療はお互いの協力が必要不可欠ですので、お互いの体の状態や費用面、未来設計をよく話し合い、どういった治療法を行っていくのか考える事が重要です。

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